トレルボルグは、ボーイング社へ3Dプリンターで製造するフェイスシールド用部品を提供しています

<br />トレルボルグは、ボーイング社へ3Dプリンターで製造するフェイスシールド用部品を提供しています

トレルボルグ シーリング ソリューションズは、ボーイング社の航空機におけるソリューションプロバイダーの1社です。新型コロナウイルスのパンデミックが続く中、当社では最前線で働く医療従事者をサポートするという、言わば緊急要請への協力のため、ボーイング社が製造するフェイスシールド用の部品を提供しています。

トレルボルグ シーリング ソリューションズでは、2020年3月末にボーイング社から同社が3Dプリンターで製造するフェイスシールドの調整用ヘッドバンドのエラストマーストラップに関する製造依頼をいただきました。ノースボロー(マサチューセッツ州)にある当社エアロスペース専用工場は、3Dプリンティング技術を活用し48時間で試作品を提供し、その翌週から、同工場ではストラップの製造を週5,000本まで向上させ製造することができました。

Quinn Collett(トレルボルグ シーリング ソリューションズ エアロスペース エアフレーム マネージャー)によると『今回のような前例のない事態において、たとえ従来とは異なる業務であっても、全員がその役目を果たすことは大変重要なこととなります。当社では、ボーイング社から要請をいただき、この取り組みを支援でき、さらに即座にトレルボルグの持つ専門性を最大限に活用できたことを幸運に思っています。』

ボーイング社では、アメリカ国内の様々な場所で所有する3Dプリンター活用して、フェイスシールドを製造する計画を立てています。ボーイング社では、アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency:FEMA)と共にこの取り組みを行っています。FEMAが必要とされるエリア・分野などの決定を担っています。

当社からボーイング社に提供しているエラストマー製ストラップは、エアロスペースグレードのシリコーンで製造されています。数回の試作後、ボーイング社と当社の間で最終デザインを確定することができました。

詳細につきましては こちらをご覧ください。

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